ないやんのブログ

夫と小3、小1の2人の息子との4人暮らし。自分は何がすきで何をしていると楽しんだろう。それが分かると幸せです。現在自分が【鳥を目指していたが深海魚だった】ことがわかり目から鱗。コーチングを通して自分の本音が知りたい!コーチングプレイス認定コーチです。

ピンチには「なぜこうなった?」ではなく「どうなったらいいだろう?」

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最近ポジティブ心理学という学問を少し学びはじめました。

ポジティブというと、ポジティブ思考などが有名で、何か思考が前向き過ぎてネガティブな感情だってあるでしょう、私はそんなに明るくない、、という自分が出てくるのですが、ポジティブ心理学というのはそれとは少し違うらしいのです。

よく知られている臨床心理学というのは、戦争に行き傷をおった兵士達を、どのように平常に戻すか、という事から発展した研究らしいです。つまりマイナス(-)を0(ゼロ)にする心理学(=臨床心理学)。基本的に原因や理由を過去から導き出す。今マイナスの状態にあるのなぜなのか、その理由や原因がどこにあるのか。

それに対してポジティブ心理学は0(ゼロ)をプラス(+)にする学問だそうです。今が辛い状態、病気の状態ではないが、もっと幸せになるためにはどうしたらいいか、を実験などのエビデンスを元に考えていく学問。

なので多分怪しくありません。

 

今日、ポジティブ心理学を学び、自分でも教えてらっしゃる方のメルマガを読みました。その方がコーチングをしたクライアントさんから下記のような報告を受けて、うれしかった、という内容。読んだ私はハッとしました。

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お仕事でハプニングが起こった時

お子さんが急に思いがけずイヤと言い出した時

 

そんな時に、否定したり、誰かを責めたりせず、原因を追求するのではなく

「どうなったらいいだろう?」と考えられると

本当に解決策が舞い降りてきました

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私は元来の性格の傾向が分かるVIAという測定で「思慮深さ」が1位、ストレングスファインダーという能力の傾向が分かる測定でも、「回復志向」、「内省」や「慎重さ」などが上位で行動よりもまず考える質です。しかも「なぜそうなってしまったのか」と原因や原点に目が向きがちです。それも活かせる所もあると思いますが、ネガティブな原因探しになりがちです。

 

このメルマガを読んで、私は自分がピンチの時「どうすべき」とか「なぜ起こってしまっったのか」という事は結構真剣に考えるのですが「どうなったらいいだろう?」という視点は自分には無かったなぁと思いました。

原因を探してばっかりでも、過去は変えなれない。正しさばかりを求めても、自分が無くなってしまう。だったら未来へ「自分はどうなりたいか」を考え、なりたい事に向かって行くことも必要だな、と思いました。