煉獄杏寿郎 は ■熱意 ■親切心 ■公平さ の人!
「鬼滅の刃」 の映画、無限列車編でドドーーンと登場する煉獄さん!炎柱である彼はとにかく気持ちが熱い。声も大きいし、めっちゃご飯だべるし、誰にでも率直に気さくに接し、真っすぐな印象です。
何と言っても彼を形作るものは■熱意 だと思います。
■熱意
・熱意とは感動と情熱を持って勇敢に生きる。人生は冒険のように。物事を中途半端にしたいり、いい加減にするようなことのない ことです。
煉獄さんの熱意とはいったどこから来ているのか。
煉獄さんは戦うときに『心を燃やせ』と言っています。何をするのにも100%で全力で行動する。煉獄さんの心を燃やすものは何なのか、そして決して無くならない心の炎はどこからくるのか。
そこには煉獄さんが代々繋がる鬼狩りの一族だという事、鬼を狩り人を助けることを運命として生きる人の「強よきものは弱きものを助けるために存在する」という考えがもとになっているのではないでしょうか。それは彼の母からの教えであり、彼のセリフにもなっている『俺は俺の責務を全うする』で表されていると思います。
強さは自分のものではなく、人を助けるべきものだという、信念と人を助けられるだけの強さに掛ける思いこそ、煉獄さんの熱意の源だと思います。
そしてその■熱意を行動に移すときに発揮されるのが煉獄さんの場合は ■親切心 だと思います。
■親切心
・親切心とは人のために、人にやさしく、困っている人に救いの手を差し伸べることです。そしてそれは親しい人にだけでなく、広く多くの人に手を差し伸べて、よい影響を与えられます。研究によると親切心のその行動はは周りに伝播するらしいのです。見返りなくただ力になりたい、と行動する姿を見ると人は自分もそのように行動するのだそうです。
熱意の箇所に書いたように「強さは自分のものではなく、人を助けるべきものだ」という考えやあり方を行動にするとき、それは彼の■親切心 として表れる気がします。
強きものも弱きもの、老いも若きも、煉獄さんは分け隔てなく生きている一人の人間として、価値のある命、助けるべき命。その思いを胸に行動する。それが『老いることも 死ぬことも 人間という 儚い生き物の美しさだ』という言葉にも表れているのではないでしょうか。
そして煉獄さんの■熱意=在り方 ■親切心=行動 だとしたら、その行動の規範となっているのが■公平さ かもしれないと。
■公平さ
・公平さとは正当に人を扱う事。同じルールを適用し道徳的な善悪を明確にすることを求めること。あらゆる人を公平に扱うことが揺らぎのない信念。
自分の強さは人を助けるためにある、という熱意。そしてその思いに従い広く多くの人に手を差し伸べる親切心。手を差し伸べる相手にはすべて公平であり、人として生きている事に、重さの違い。偉い、偉くない、強い、弱い、は関係ない、と分け隔てなく接する態度、そのすべてが煉獄さんを作っているのだと思います。