ないやんのブログ

夫と小3、小1の2人の息子との4人暮らし。自分は何がすきで何をしていると楽しんだろう。それが分かると幸せです。現在自分が【鳥を目指していたが深海魚だった】ことがわかり目から鱗。コーチングを通して自分の本音が知りたい!コーチングプレイス認定コーチです。

「大根が硬い!」と保育園の先生に詰め寄った日

こんばんは”ないやん”です。

昨日が下の息子の保育園最後の登園日でした。
朝子供を送り、お迎えに行って無事帰ってきました。

夜に夫が帰って来て、私が
「無事、保育園生活終わったよ。みんな(息子たちも私も夫も)、がんばったよね!」と言うと
「そうだね、色々頑張ったよね。本当に先生方や周りの人、仲良くしてくれた友達やパパママ友に恵まれたね。いい保育園だったね」
と。私も本当にそうだと思います。まずは家族に、そして先生方に、支えてくださったみなさまに感謝です。

夫と2人でしみじみしていたのですが、途中から、あんなこと有ったよね、こんなこと有ったよね、の話しになり、そこで私の黒歴史
【「大根が硬い!」と保育園の先生に詰め寄り事件】の話しになりました。

それは一人目の子供が0歳で保育園に入った頃です。
私は結婚して、引っ越し、妊娠、仕事を育休。育休中には馴染のない場所での保育園探し。そこから出産、育児、子どもが8か月で仕事復帰。
明日どうしたらいいのかも分からない慣れない子育てに、復帰した職場では部署が変わり業務も変わり追い詰められていました。

一人目の子供で、とにかく何も分からなかったので、離乳食を育児本通りにきちんとグラムも計り、上げる食材の順番や食感なども気にして作っていました。

毎回毎回ちゃんとやっているのに、なぜか大根が唇で潰せるくらいの柔らかさにならない。私はそれをすごーーーく悩んでいたのだと思います。
そして保育園の先生の『分からないことがあったら何でも聞いてくださいね』の言葉で先生に大根について質問しました。
でも、思い返しても恥ずかしいのですが、その時はたぶん本当に思い詰めていて、先生に質問というよりは問い詰める感じで『大根が軟らかくならないのですが!!!』と言っていました。先生は困ったように『普通に煮ればそんなことはないと思うんですけど…」と答えてくれました。
その答えに対しても私は『そんなはずない!そうじゃないから聞いているのに!!怒』と内心プリプリイライラしていました。

今考えると恥ずかしい、そもそも調理師さんでもなく保育園の先生に聞いているのが間違ってるし、大根は煮たら柔らかくなるものだし(きっとあんまり良くない大根だったのかな)、大根が硬くたってなんてことはない。

それなのに、それなのに…です!

人は追い詰められたり、余裕がなかったりすると、大根一つで人に詰め寄ってしまうものなのですね…。

そもそも私の持っている気質は心配性で、突発的なことが得意でない性格だった。
準備したい、見通しを立てたい、そうでないと特に心配性が加速する性格なのに、初めての育児で分からないことだらけ。
そして住む環境も仕事の環境も変わって、変化に必死だった。

色んな要素が重なって、そうなってしまった。

今夫と話せば本当に笑い話しなんです。『そんなこともあったよね~(笑)』と。
でもその当時は”大根が硬い”ことを本気で悩んでいた。大問題だった。

あの時コーチングに出会っていれば、もう少し自分の性格や特性を知っていれば、違っていたかも知れないなぁと思います。

自分はどんな性格で、どのように考える傾向があり、どんな時に追い詰められ易いのか。

もしそれを少しでも意識できていたとしたら、大根で詰め寄ることはなかったかも…^^;

恥ずかしい黒歴史を経て、今はそう思っています。