季節も環境も変化する時期だから、自分の気持ちも敏感になっているからか
先日、『幸せってこんなところにもあるんだな、と思った』ということを書きました。
そこで書いたものを探していたらありました!
そして日付を見たら<2021年3月31日(水) 17:12>でした。ちょうど2年前。
その時は上の子が明日小学校入学、という時。今は下の子が来週小学校入学。読み返してみると状況もとても似ていました。
(私の好きな方がメルマガで”時間と場所から自由になったとき感じたこと”というテーマで書かれていて、それについて感想を返信ものです。)
少し長いのですが転記します。
我が家は、
明日から小学生と年中の息子2人。私は時短で働いていますが非正規だし、時間は無いし、
お金も無いわけではないけれど、
思っているようには手に入らない。だけれどフルタイムで働くほどの
情熱を掛けた仕事ではなく、、、などと
悶々としていました。(している、かな)自分のキャリアアップや、
自分で稼げるようになりたい、と
先ばかり見て焦ったり、そんな日々です。でも既に子育てを終わられた方が、「こどもが小さい時は
やりたい事はあるのに時間がない、こどもの手がもう少し離れたら
あれもやろう、
これもやろうと思っていたけれど、いざこどもの手が離れてみたら、
そのやりたかった事が
すっかり変わってしまった」と。「あの時やりたかった事は、
こどもがいたからやりたかった事、
課題だった事、
情熱を持っていた事だった」と。だからもし今やりたい事があるなら、
今できる事を少しでもやった方がいい、と。そしてバタバタと時間がなく
追い立てられていたあの頃は
充分幸せだった。幸せというと、
将来の事を思い描いたりするけれど、
その将来っていつだろう。いつも将来は動いていってしまうので、
今が幸せの真っ只中と言う事もあるよ、と。亜里さんの今日のメルマガを読んで、
そのことをまた思い出しました。未来に希望は持って、
自由になりたいと切に思っているけれど、でも今日の終わりに
子どもたちと家に帰る帰り道、
夕焼けがきれいだと一緒に言うことも
とても幸せで。とにかく今日できる事を、
一歩一歩だな、と思った次第です。
これを書いてから2年。何か変わっただろうか?
こども達はあの頃より2歳大きくなりました。
私は相変わらず非正規、時短で当時と同じ会社で働いています。
思うようには時間もお金も足りないのは今も同じです。
そして子ども達との学童までの道のりで、すぐ高い塀に登る子たちの手を取って歩くことや、帰りの夕焼けがきれいだと、幸せで泣きたくなるような思いも変わりません。
家族や子どもや素敵だと思う人たちがいることで”幸せだな”と思う。
でも幸せだなぁと思った5分後には、子どもたちにガミガミ言ったりしている。
私には時間が足りない!こども達にはもっと早く手がかからなくなって欲しいし、もっと自分を活かせる仕事はないのか?何かもっとできるはずでは?と渇望している自分もいる。
あの頃と変わらないなぁと思います。
けれどその一方で
【幸せも渇望も両方あっていい。両方は一緒に存在してもいい】と、
2年前より”それでもいっか”と思っている自分がいる。あの頃より焦りは少ない。
”今が十分幸せ”、そう思う。でもそれを自分に言い聞かせて自分を諦めるのはやめよう。
子ども達がいて、日常のささやかな幸せは何物にも代え難いけれど、私自身の幸せも手に入れたい。
そう思っているし、そう思っていい。どちらかを選ばなくてもいいし、どちらの気持ちも本当。
そう認めるようになりました。
たぶん当分”幸せだなぁ”と思って、またすぐ後に”もう少し…もう少し!!と同じことを思っている気がするけれど、同じように見える景色でも螺旋階段を上がるように、今は2年前の一段上の同じ景色を”変わらないなぁ、見たことあるなぁ”と思って見ているような気がします。
『幸せも渇望も今、目の前に』
目の前のことのどっちもを受け入れて、一歩前に足を出す。
できることを一歩一歩。
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